全国の百貨店で使える「全国百貨店共通商品券」ですが贈り物などでもらって使う機会がなく眠らせている人も少なくないはず。
そこでこの全国百貨店共通商品券を上手に、お得に使う方法を紹介していきます。
全国百貨店共通商品券とは
全国百貨店共通商品券は各百貨店ごとに発行している商品券で、全国の百貨店で利用できます。利用できる百貨店は2018年4月現在で約500店舗、全国的に有名な百貨店はもちろん地方の百貨店でも使えます。
全国百貨店共通商品券は発行元とは違う百貨店でも使うことが出来ます。ただし、共通商品券ではなく各百貨店だけで利用可能な商品券もありますので、注意してください。
基本的にはこの全国百貨店共通商品券を自分で購入して使うという方はほとんどいません。ギフトとしてで贈ったり、もらったりすることがほとんどですよね。
全国百貨店共通商品券には有効期限がない
全国百貨店共通商品券には有効期限がなく、半永久的に使える商品券です。昔にもらったもので、財布やタンスに眠っている商品券でも使えるということです。
ただし、使用出来ない場合がひとつだけあります。
全国百貨店共通商品券は各百貨店ごとに発行されており、発行元が記載されています。この発行元の百貨店が倒産などで潰れてしまった場合は全国百貨店共通商品券が無効となり使用できないんです。
発売元が倒産した場合には、約2カ月の返金期間が設けられているそうですが、かなり前に倒産している百貨店が発行している商品券を眠らせている場合はただの紙切れとなってしまいますね。
ちなみに倒産して商品券が使えなくなった百貨店は
諏訪丸光(長野県諏訪市)
中三(青森県青森市)
都城大丸(宮崎県都城市)
松屋(松屋友の会)(福岡県大牟田市)(東京銀座・浅草の松屋とは関係ありません)
松菱(静岡県浜松市)
大黒屋(福島県いわき市)
丸正(和歌山県和歌山市)
上野百貨店(栃木県宇都宮市)
全国百貨店共通商品券で買えないもの
全国百貨店共通商品券で購入出来ないものがいくつかあります。
普通にお店でお買い物する分にはまったく問題なく商品を購入出来ますが、以下の商品などに関しては商品券を使うことが出来ません。
・ギフトカードや商品券
・収入印紙や切手、はがき
・タバコや各種チケット、公共料金の支払い
・その他各百貨店が指定している商品
全国百貨店共通商品券をお得に使おう!
①全国百貨店共通商品券はおつりが出ます
商品券というイメージの中にその金額に満たない場合はお釣りが出ないと思っている方も多いのでは?少し無理して商品券の金額より高くなるようなお買い物をしていませんか?もちろんお釣りが出ない商品券もたくさんあるので、こういうイメージが付いているかとは思いますが、全国百貨店共通商品券はおつりが出るんです。
例えば100円の商品を1000円の全国百貨店共通商品券で購入した場合、900円のお釣りが出ます。
②価格が固定されている商品に使おう!
百貨店ではあまり安売りになっていなかったり同じ商品でも他のお店で買った方が安いというようなケースもあります。
しかし、価格が基本的にどこで購入しても変わらないものがあります。
それは書籍やCDです。
もし全国百貨店共通商品券を余らせて困っている場合は書籍やCDを購入する機会に百貨店で商品券を使うと良いでしょう。
③高島屋の図書カードを購入しよう!
基本的に商品券で別の商品券やギフトカードを購入することは出来ません。しかし、高島屋の図書カードは全国百貨店共通商品券でも購入出来るのです。
全国百貨店共通商品券は百貨店でしか使えませんが、図書カードだと、全国の書店でも使うことが出来るんです。本を良く購入する人なんかは図書カードに変えて近くの本屋さんで使うという手もありますね。
さらに最近では本屋さんなのに雑貨をたくさん取り扱ってるお店もあるので、本以外の雑貨を購入する時にも使えますね。
④金券ショップで現金化しよう!
やっぱり現金がいい!という方は全国百貨店共通商品券を金券ショップなどに売って現金化するのも手です。
しかし、全国百貨店共通商品券を売る場合はだいたい95%~98%ぐらいの価格になりますので、少しだけ損と言えば損ですが。
どこの百貨店の商品券なのか、または発行された年月や商品券の状態などによっては買取価格を下げられてしまうこともありますのでご注意を。
イオンやららぽーとなどのショッピングモールでは使えない
全国百貨店共通商品券は基本的に百貨店のみで使用出来る商品券です。イオンやららぽーとなどの大型ショッピングモールなどでは使えないんです。
百貨店をあまり利用しないという方は上記の方法で商品券を消化してしまいましょう。
特に金券ショップで売却する場合は綺麗な状態で新しいものの方が高く売れますので、早めに売ってしまうことをオススメします。