ホタルを鑑賞する前に様々な準備やチェック、注意事項などを確認しておきましょう。
ホタルはとても繊細な生き物です。地元の方などがホタルの育成に力を入れて、継続的に鑑賞できるよう努力されています。必ずルールやマナーを守ってホタル観賞を楽しみましょう。
ホタル観賞前にチェックしておくこと
気象条件を確認
ホタルは雨の日や風の強い日月の明かりが強い日、また気温が低い日はあまり飛びません。事前に鑑賞エリアの天候をチェックしておきましょう。
適した時間帯を確認
ホタルはある程度決まった時間に飛び、光を放ちます。地域や種類によって変わるので鑑賞エリアのホタルの種類などを調べておきましょう。
主なホタルの種類としてゲンジボタル、ヘイケホタル、ヒメボタルなどがあります。
観賞場所に適した服装で
山や川辺など自然の中で観賞する場合は特に服装に注意が必要です。動きやすい靴、服装で行きましょう。また、時期や観賞場所によっては夜冷え込むこともありますで1枚羽織るものを持っていくと良いでしょう。
また、虫よけスプレーなどはなるべく使用しないように心がけましょう。季節的に虫が発生しやすい時期でもあり、さらにホタルの生息地は自然豊かな場所になるので虫が発生しやすい条件がそろっています。しかし、虫よけスプレーはホタルに対しても影響を及ぼすことがありますので、肌を守る服装(長袖・長ズボン・シューズ)で観賞スポットへと行きましょう。
ホタル観賞時の注意点
懐中電灯やカメラのフラッシュなどの光るものは使用しない!
ホタルは強い光を嫌います。懐中電灯をあてたりカメラのフラッシュをたくと光らなくなってしまうことがあります。
携帯電話・スマホも使用しない!
携帯電話やスマホも光を放ちます。なるべく光を出さないようにしましょう。他の人から見るとホタル以外の光は暗闇で結構目立ちます。幻想的な景気が携帯電話やスマホの光で台無しになってしまういます。また、マナーモードにするなど周囲への配慮も必要です。
騒がず静かに鑑賞しましょう!
鑑賞スポットの中には住宅街がすぐ近くにある場所もあります。またホタルの鑑賞は夜になるので、騒いだり大きな声を出すなどすると近隣の住人の方に迷惑となります。また、ホタルは音を立てると逃げてしまったり光らなくなったりする場合もありますので静かに干渉しましょう。
ホタルを採ったり、持って帰らないように!
ホタルをむやみに捕まえたり持ち帰るのはいけません。地元の人たちが丁寧に育て上げてきたホタルはとても貴重な存在です。継続的にホタルの生息地として鑑賞を楽しめるよう捕まえたり持ち帰るのは絶対にやめましょう。
路上駐車は止めましょう!
鑑賞スポットによっては駐車場がなかったり、少し離れた場所にあることも。路上などに駐車は近隣住民、鑑賞に来ている方々、主催者など様々な方へ迷惑となります。可能な限り公共交通機関を利用しましょう。場所によっては車でしか行けない場所もありますが、その場合、近隣のコインパーキングや駐車場がある場合はそこに停めて徒歩で観賞スポットへ向かいましょう。
ゴミは持ち帰る!鑑賞エリアでは禁煙!
ホタルの発生する条件はキレイな環境というのが大前提です。汚れてしまうとホタルはいなくなってしまいます。この先もずっとホタルの鑑賞スポットであり続けられるように汚さないようにしましょう。