ショッピングセンター(ショッピングモール・アウトレット・地下街・商業施設)用語集

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ショッピングセンターに関する様々な用語を解説します。

ショッピングセンターとは?

日本のショッピングセンター業界を包括する一般社団法人日本ショッピングセンター協会という協会があり、ショッピングセンターを下記の通り定義している。

ショッピングセンターとは、一つの単位として計画、開発、所有、管理運営される商業・サービス施設の集合体 で、駐車場を備えるものをいう。その立地、規模、構成に応じて、選択の多様性、利便性、快適性、娯楽性等を提供するなど、生活者ニーズに応えるコミュニティ施設として都市機能の一翼を担うものである。
SC取扱い基準
SCは、ディベロッパーにより計画、開発されるものであり、次の条件を備えることを必要とする。

  • 小売業の店舗面積は、1,500m2以上であること。
  • キーテナントを除くテナントが10店舗以上含まれていること。
  • キーテナントがある場合、その面積がショッピングセンター面積の80%程度を超えないこと。但し、その他テナントのうち小売業の店舗面積が1,500m2以上である場合には、この限りではない。
  • テナント会(商店会)等があり、広告宣伝、共同催事等の共同活動を行っていること。

出典:一般社団法人 日本ショッピングセンター協会HP http://www.jcsc.or.jp/sc_data/data/definition

あ行

駅ビル

鉄道駅の駅舎を大規模化し、商業施設など駅機能以外の機能を持たせた建物。

エンクローズドモール

1つの大きな建物内に複数の店舗が出店しているカタチのショッピングセンターで気候や天気に左右されないのが特徴。建物の中央を吹き抜けとして圧迫感を減らし、見通しを良くすることで回遊性を上げるガレリア式モールを採用したものに「モール型ショッピングセンター」と名付けるデベロッパーもある。いわいる「ショッピングモール」業態の施設。

オープンモール

敷地内にいくつかの建物があり、いくつかの店舗が集まる建物や独立した店舗の建物などが集まったカタチのショッピングセンター。平面駐車場の周りに店舗が並ぶようなスタイルが多い。ネイバーフッド型ショッピングセンターでよく見られる。

か行

核店舗・キーテナント

商業施設において集客の中核となる最も大規模な小売店舗のこと。アンカーストア、メインテナント、核店舗、核テナントといった言葉も同様の意味で用いられる。

郊外型ショッピングセンター

中心市街地から離れた郊外に立地するタイプのショッピングセンター。広大な土地を確保しやすい、また土地の価格も都市部に比べて安いということで2000年の大規模小売店舗立地法成立以降に急激に増加した。 車での来客を主なターゲットとしており、広い駐車場が特徴。駅から離れている為、最寄駅から無料シャトルバスを運行するなどしている施設もある。

コミュニティ型ショッピングセンター

「CSC」という略称で称されるコミュニティ型ショッピングセンターは店舗面積1万~3万5000㎡程度、半径5~ 10km程度の地域を基本商圏とする中規模のショッピングセンター。

さ行

た行

都市型ショッピングセンター

人口が多く密集する都市部にあるショッピングセンター。公共交通機関での利用を念頭にした施設が多く、土地の広さやコスト面などから中規模のコミュニティ型ショッピングセンターが多い。

テナント

もともとは賃貸借契約のもとで不動産を借り受ける賃借人のことであるが、現在の日本においてはビルや駅、ショッピングセンターや百貨店などの商業施設の一部区画を賃貸借契約の元で所有・管理・運営者から借り受けて営業する事業者(店舗)のこととして用いられている

デベロッパー

不動産開発業者のことで大規模な宅地造成やリゾート開発、再開発事業、オフィスビルの建設やマンション分譲、物流不動産の開発といった事業の主体となる団体・企業のことである。

な行

は行

ファッションビル

衣類や雑貨などファッション関連を取り扱う専門店主なテナントとするショッピングセンターの一種。特に女性向けのアパレルショップが中心となることが多い。
例)渋谷109など

ま行

ネイバーフッド型ショッピングセンター

「RSC」という略称で称されるネイバーフッド型ショッピングセンターは店舗面積3000~1万5000㎡程度、半径5km程度の近隣地域を基本商圏とした小商圏型のショッピングセンター。食品スーパーやホームセンターなどが核店舗となっていることが多く、ドラッグストアや100円ショップなど地元民をターゲットにした店舗が入居していることが多い。

や行

ら行

リージョナル型ショッピングセンター

「RSC」という略称で称されるリージョナル型ショッピングセンターは店舗面積4万㎡以上、半径8~25km程度の広域を基本商圏とする大型ショッピングセンターのことを指す。スーパーマーケットを核店舗として形成される場合が多く、集客力のある映画館や家電量販店、ホームセンター、ドラグストアなど大型専門店が入居しているのが特徴。

わ行

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